遺言書の書式や遺産相続

遺言の書式や書き方

遺言書を作成する場合は相続人の負担も考えて作成する方がよいでしょう

私は昨年、自筆証書遺言を作成したのですが、下書きが出来た段階で弁護士に内容のチェックをしてもらったところ、いろいろと不十分な点を指摘されました。
書き方の要件は満たしていたので、効力的には問題なかったのですが、内容的にはかなり問題点が多いと指摘され、結局全面的に書き直すことになりました。
自分なりには相続税のことまで考慮した、とてもいい内容になっていると考えていたのですが、プロの視点はそのさらに上を行くものだったのです。
しかし、指摘を受けて、望ましい内容に書き直すことができたので、結果的には満足しています。
法律に関する専門知識がない素人が一人で考えて遺言書を作成すると、相続人の負担がかえって大きくなってしまう可能性があることを知りました。
なので、ある程度まとまった財産を有している人が作成する場合には、弁護士や司法書士など法律の専門家のサポートを受けつつ作成することをおすすめします。
その分、費用は余計にかかってしまいますが、残された家族にかかる負担を軽減することができますので、感謝されることは間違いありません。
私はいくつかのミスを犯していましたが、最大のミスは税金対策のための相続人の指定の間違いでした。
自宅の名義変更などでかなり多額の税金がかかることがわかっていましたので、自宅とは別に有している土地を売却して、その土地の売却代金を税金の支払いにあてればよいと考えたのですが、売却するためには妻か子供にいったん名義変更をする必要があります。
私の名義のままでは売却することができないからです。
私は、その土地を妻名義に変えた方が税金が得だろうと考えたので、遺言書にもそのように記載したのですが、妻名義にすると売却した際の譲渡税が高くなり、かなり損をしてしまうのだそうです。
税金の支払いにあてる目的で土地を売却する予定があるような場合、妻よりも子供に土地を取得させて売却した方が税金面で有利であることについては、専門家の間で常識になっているのだそうです。
土地の名義を子供に変える際にかかってくる相続税は、売却する際の取得費に組み込むことができるので、譲渡税をかなり安くすることができると言われました。
私はそのあたりの知識がなかったので、家族のために良かれと思った内容の遺言書で、家族の負担を逆に増加させてしまうところでした。
そのようなことがないように、遺言書を作成する際はプロのサポートを受けることをおすすめします。

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