遺言書の書式や遺産相続

遺言の書式や書き方

銀行の遺言信託サービスを利用しました

私は昨年、銀行の遺言信託サービスを利用しました。
これは、銀行に遺言書の作成相談を申し込むと、法律の専門家のサポートを受けつつ公正証書遺言を作成することができ、さらに作成した遺言書を銀行で保管してくれ、私の死後には遺言執行者として遺言書に書かれた内容に沿って遺言を執行してくれるというサービスです。
30万円程度の費用がかかってしまいましたが、これで私の希望通りに相続手続きを執行してもらえるのかと考えれば、決して高すぎる費用ではないと思い、契約を結びました。
私には、現在の妻との間に子供がいるだけではなくて、離婚した前妻の下で暮らしている子供もいます。
今の妻にしてみると、私の財産は全て自分と自分の子供にだけ相続されて当然といった考えがあるようなのですが、私にとっては前妻との間にできた子も、自分の大切な子供であることに変わりないのです。
特に前妻と離婚した後は傍に居てやることができなかったという負い目もあり、余計に財産を残してやりたいという気持ちがあります。
しかし、現在の妻にその話をしても、理解してもらうことが難しそうなので、第三者である銀行を利用して遺言書を残しておくことに決めました。
現在の妻が、いくら自分と自分の子供だけで私の財産を全て相続したいと考えても、私が死ねば、前妻の子供を無視して遺産分割協議を行うことはできません。
戸籍を見れば、現在の妻との間にできた子の他にも子供がいることは明らかなのですから、その存在を無視して手続きを進めることは不可能です。
しかし、現実的に、仲良く分割協議をすることを期待することは不可能ですので、誰か第三者に遺言の執行を依頼したいと考えていました。
誰に頼んだらよいのかと悩んでいる時に見つけたのが、銀行が提供している遺言信託サービスだったのです。
下手な知り合いに頼むよりも、公平な第三者である銀行に遺言の執行を頼む方がずっと確実だと思えましたし、銀行であればビジネスライクに相続手続きを進めてくれるはずですから、相続人同士が感情的にならずに済むのではないかと思いました。
また、個人に依頼しておいても、その人が私よりも長生きするという保証はありませんので、そういった意味からも銀行が適任だと考えました。
とりあえず、生前に済ませておくべき手続きは全て完了しましたので、肩の荷が一つ下りたような気がしています。

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