遺言書の書式や遺産相続

遺言の書式や書き方

年末になると毎年遺言書を書き直しています

私は10年前に夫と別居し、6年前には弁護士を立てて正式に離婚しました。
離婚が成立してからは、毎年、年末になると遺言書を書き直すようにしています。
私には、子供が2人いるのですが、私に万が一のことがあっても、子供たちが困ってしまわないようにしたいと考えているからです。
離婚が成立した時、息子と娘はまだ未成年でした。
離婚協議の過程で2人の親権は私が取って、戸籍も私の戸籍の方に移す手続きを取っていたのですが、子供たちが未成年のうちに私が死ぬと、親権が別れた夫の元へ戻ってしまう可能性がありました。
別れた夫が、自分の利益よりも子供の利益を優先して考えてくれるとは思えなかったので、元夫の元へ親権が戻ってしまうことだけは何とかして避けたいと思ったのです。
何も手立てを講じておかないと、私が子供たちの将来のために貯めていたお金も全て使い込まれてしまう心配があったからです。
そこで、私が死んでも親権が夫の元へは戻らないようにするために、遺言書を書くことに決めました。
未成年者に対して最後に親権を行う者は、遺言で未成年後見人を指定できることが民法で定められています。
たとえ、私が遺言で未成年後見人を指定していなくても、自動的に元夫へ親権が戻ってしまうわけではありませんが、何もしてないでおくと元夫に親権が行く可能性は非常に高いのです。
なので、とりあえず私の弟を未成年後見人に指定する遺言書を作りました。
私の死亡時に既に弟が死亡していたような場合には、実家の母を未成年後見人に指定する旨も書いておきました。
離れた所に住んでいる母は既に70歳を超えていて、あまり頼りにはならなかったのですが、元夫に比べれば子供たちの利益を最優先に考えてくれる人だったからです。
元夫に親権が行ってしまわないようにする内容の遺言書を作成して、とりあえずホッとしましたが、私名義の財産の内訳も毎年微妙に変わるので、年末には書き直すようにしていました。
その後、息子が成年に達した段階で、娘の未成年後見人を息子と指定する内容に書き換えました。
とても仲の良い兄妹なので、それが一番安心できると思ったからです。
現在では2人とも成年に達していますので、親権の心配をする必要はなくなりました。
でも、私が死んだ後に、財産の相続問題で困ってしまうことがないように、相変わらず年末には遺言書の更新を行うようにしています。

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