遺言書の書式や遺産相続

遺言の書式や書き方

残していく家族に優しさを届ける遺言

私の友人の話しなんですが、ある難病になり自分で遺言を書いていました。
その内容を読んで、私が今まで見たことが無い、友人の優しい気持ちが残されていました。
それは、友人が闘病生活の中で家族を思う気持ちが記されています。
その期間は、友人は自分の体のことで精一杯だったはずなんです。
しかし、友人は残していく家族の事が気になっていたようです。
友人には子供が2人います。
子供はまだ小学生です。
母親の友人は常に子供たちのことを考えています。
その内容には、これからの子供たちが悩むであろうことについて解決策を書いてありました。
私が今まで考えていた遺言というイメージは、財産のことなどしか知りませんでした。
しかし、お金などの金銭的なことも大切なんですが、子供に残しておく大切な母親の気持ち、思いを残すことは、必要なことです。
そのことで今までの私の考え方の違いに気が付きました。
いつも見せる友人は普通の女性でした。
その中には強い母親の一面を持っていたのです。
強く生きる事の意味を書いてあるその遺言は、子供たちがこれから将来迷うことなく、成長していくきっかけになる事だと思えました。
もし自分が、友人と同じ立場ならこのような事が出来るのだろうかと、私は感じました。
友人は以前から他の人に対しても優しい言葉をかける事が出来ました。
私は自分が苦しい時に、そんな人のことまで考えることは無理だと思います。
でも、友人の優しさは、家族の心の中で生き続けていくと思うのです。
人に優しいだけでは、何か大きな失敗をすることがありますが、今回の様に友人は自分が苦しんだ分、人に優しくあり、また厳しくもなれるのだと感じます。
家族に残した遺言であるのに、周りの人の心にまで届く内容を残せる友人に私は感謝しています。
そして優しい笑顔を今でも忘れることなく、私の心の中で生き続けています。
大切なことを書くものだけに、必要なことを残していた友人の家族を思う気持ちは、大きな愛情が満ちている様に思えます。
家族にとっては、大切な宝物になると思うのです。
気持ちをそのまま記載されている、素の優しさは相手の心に響くものなんだと感じます。
それだけ大切な人を思いながら書くものなのです。

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