遺言書の書式や遺産相続

遺言の書式や書き方

遺言書の訂正に関する問題について

私は昨年、自分の死後のことを考えて遺言書を作成しました。
これを作成しておけば、私が死んだ後で妻や子供たちがわざわざ遺産分割協議書を作成しなくても、相続手続きを取ることができるため、便利だと思ったからです。
私には、妻と2人の子供がいます。
今後、家族関係が大きく変化するような事情が生じない限り、私の相続人はこの3人ということになるわけです。
しかし、あまり考えたくはありませんが、人生にはいつどのようなことが起きるかわからないような部分が存在します。
どのようなことが起こっても、私の財産は全て妻と子供に残してやりたいと思いましたので、遺言書を作成することにしました。
たとえば、突発的な事故などで子供が2人とも死んでしまうような場合も考えられます。
そのような状況で私が死ねば、妻が全財産を受け取ることができなくなってしまう可能性が高いのです。
私の両親は既に他界していますが、兄弟は2人存命です。
子供がいない状況で私が死ねば、相続権は妻4分の3、兄弟4分の1となってしまいます。
私の兄弟が確実に相続放棄してくれる保証などはありませんから、そのようなケースにまで対応できる内容になっている遺言書を作成しておくことが有効だと考えました。
知り合いの司法書士に見てもらいながら作成したのですが、万が一の場合に関する条項も設けたために、結構長い文章になってしまいました。
しかし、とにかく、全文を手書きしないと無効になると聞かされていたので、一生懸命清書しました。
間違えないように十分気をつけながら書いたのですが、書きあがって確認してみると、2ヶ所ほど単純な書き間違いをしていることを発見しました。
かなり長い文章だったので、全文を改めて書き直す気になれず、間違った部分を訂正する方法で対処しようと考えたのですが、司法書士に教えてもらった訂正方法がかなり厳格なものだったので、訂正方法を間違って遺言自体を無効にしてしまっては意味がないと考えて、諦めて全文を書き直しました。
自筆証書遺言の訂正方法は、民法968条2項においてきちんと定められています。
民法で定められている方式に反する訂正がなされている場合には、無効とされてしまう可能性が高いので十分気をつける必要があります。
場合によっては、訂正した箇所だけでなく、全部が無効となってしまうケースもあるそうですから、間違ってしまった場合には、全部書き直す方が無難だと思います。

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