遺言書の書式や遺産相続

遺言の書式や書き方

私への遺言が残されていなかったことで回避された相続のトラブル

私の母親と従兄妹のおじさんの奥さんであるおばさんが、配偶者であるおじさんの自身との結婚前にしていた結婚で生まれた子供を連れて、再婚したことで、小さい頃から自分の子供同様に育ててきました。
おじさんには、他にも別れた相手に子供が二人いました。
おじさんは別れた子供にも20才ごろまで経済支援をしていました。
連れてきた子供は女の子で、すでに50才を過ぎています。
昨年80歳でおじさんが他界すると、娘と母親であるおばさんの関係は悪化し始めました。
元々、ものごごろが付いた時からの再婚で、小さな頃からなついては居らず、その間におじさんがクッションとなって、ここまでの人生を過ごしてきました。
おじさんは自分の他界後に相続で揉めないようにと、生前にそれらの複雑なことをすべて整理してあり、さらに、通帳などはおばさんの名義のものばかりに変更してあったのと、新規で購入する株式や債券類の名義もすべておばさんの名義として購入し、売買をしていたため、とくに相続で問題があったわけではなく、すべての財産はおばさんに委ねられたことになります。
その後、おばさんと娘の関係は極限まで悪化し、従兄妹の子供である私に相続をさせたいと言い出しました。
私は、お断りをしましたが、自身の娘には相続をさせたくないと泣き付かれました。
さらにおばさんは、娘に相続権利がないように法的手段に出ることになり弁護士を付けました。
その後、遺言を作成することと考えていたのですが、裁判が終わり落ち着いた頃、脳疾患により寝たきりになってしまいました。
寝たきりとなった後、成年後見人を付けました。
その後、半年ぐらいで他界した後、成年後見人により相続がすすめられました。
相続は、おばさんと血縁のある数人の人へと分配されましたが、その相続をする人の数人とおばさん娘との間で相続争いが起こりました。
相続争いは各々が弁護士をつけて裁判となるような事態にまで発展し、最悪の状態になりました。
亡くなったおじさんとおばさん夫婦は公務員をしていた経緯があり、退職金を含める資産は少なくはありませんでしたが、複数名で別ければそれほどの金額ではありませんし、各々の弁護士費用と裁判などに掛かる費用を考えると一体いくらいただけることに対してこれだけの労力を払うかが理解できません。
ともかく私への遺言がかかれていなかったことが幸いでした。

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