遺言書の書式や遺産相続

遺言の書式や書き方

遺言の運用は実際にどういったものか

人生の終焉を前にして、人が思うのはやはりあとに残る自分の財産です。
自分の人生を持って築き上げてきた大切な資産ですから、自分の亡き後にどういった分配がなされるのかは、自分で決定しておきたいものです。
祖父が亡くなったときは初めてそういったやり取りを見たことがありますが、いつの間にそんな準備をしていたのか全く知らなかったので、初対面の弁護士が色々と財産について説明しているのは違和感を感じたものです。
ですが、実際にはどうやって運用すればよいのかもわかりませんし、自分で遺言を残したとしても、それが適切に運用されるものなのかはわかりません。
法的な拘束力があり、確実に遺言の内容を遂行できるのは弁護士になりますので、まずは遺言のことを考えるとすればやはり弁護士を探すことになるのでしょう。
その後に知ったことですが、どのような形で遺言を残すのかは個人の自由なようです。
ただ、なかなかそこまで信用できる人物は親族を含めてもいないのが常です。
それは欲にかられるというわけではなく、多額の資産をゆだねるということはのちの争いごとを避けるためにも、所有者がきっちりと交通整理しておくべきものなのです。
つまり、法的な実行力を持って運用することこそが、資産を抱えるものの最後の責任になるのです。
そういったことを考えると、やはり身内でない第三者であり確実な実行力のある弁護士を通すことが一番でしょう。
父もこれをきっかけに専門的に業務を行っている弁護士を探し始めたものです。
経験の長い人のほうが安心できるので、その分野に特化した人を選んだと聞いています。
どういった形式で残すか、ということについては、これにもルールがあるわけではないと聞いたことがあります。
しかし、遺言は手紙ではありませんので、しっかりと誰にでも明らかな内容で分布を記述する必要があるでしょう。
下手な前置きや詩的な表現を入れてしまうと、肝心な部分があいまいになってしまい、解釈の仕様によっては本人の意思が反映されなくなってしまうからです。
これは自分の死後に残すものではありますが、とにかく事務的な内容にとどめることを意識する必要があります。
どうしても書面としていいものを残そうとしてしまう人も多く、何を言いたいのかよくわからない文章を作ってしまうこともよくあります。
そして、自分の父の場合もそうなっていたようです。
今では遺言を書く練習もさせてもらえるようで、内容までは聞きませんでしたが、何度も書き直しをさせられたといっていました。
やはり自分の死後に家族にあてるものですから、どうしても感情が入ってしまうのです。
文章が完成すると、あとは責任を持って保管してくれる場所を探すということになります。
銀行の貸金庫を利用するのが一番信頼できます。
保管場所は自由なので、どこにおいていても構わないそうですが、見つかってしまっても問題があり、逆に死後に見つからなかったとしても問題です。
そのため、貸金庫に保管し、その存在を弁護士だけに伝えておくのが一番いい方法だと聞きました。
おそらく父も、そのようにしているのだろうと思います。
そこまで話をされると内容が気になるところですが、やはりそれは父のプライバシーでもありますので、納得はしています。

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