遺言書の書式や遺産相続

遺言の書式や書き方

親からの借金と遺言の公正証書について

私はこれまでに、公正証書というものを、2回経験したことがあります。
こういったものは、普段普通に生活をしていますと、あまり関係のないものですのですから、ほとんど聞いたことがないという人の方が多いくらいです。
私自身も、ある時まで聞いたことがありませんでした。
公正証書というのは、何らかの契約などをした時などに、それを証明するための公式な文書のことなのです。
例えば、両親がなくなった時などに残す遺言書、お金の貸し借りをしたおきの契約書、土地や建物などを借りる時の契約書、結婚をしていて離婚をした時の慰謝料などを証明する文書などに作成します。
この証書は、公証人役場というところに行って、法律の専門家の公証人に公式な文書を作ってもらうので、普通に個人同士が契約したものよりも、高い証明能力がありますので前述のような大切な契約などの時に用いられるのです。
さて、私がはじめて公正証書に関わったのは、今から15年くらい前のある日のことです。
私はそれまで普通に会社に勤め人として働いていたのですが、自分で事業を始めたくなったので、独立をすることにしたのです。
もちろん会社に勤めていた時に、ある程度の貯蓄はしていましたし、銀行からある程度の開業資金として融資をしてもらいました。
それでも、実際に店舗を購入したり、店内の必要な設備投資をすると、ほとんどの貯蓄と融資してもらったお金はなくなってしまいました。
しかし、事業を始める時というのは、ある程度の運転資金というものが必要ですから、両親から運転資金を借りることになったのです。
今では、両親からお金を贈与してもらえる金額というのは、大きくなりましたが、当時はそれほど多くの金額を贈与してもらうことはできなかったのです。
そこで、両親から借りるということになったのですが、こういったときにいい加減な契約書にすると税務署などから贈与ではないかと問題にされてしまうこともありますので、交渉人役場で公正証書を作ることにしたのです。
まず、交渉人役場にどのようにすれば良いのかを電話したところ、大体の内容を伝えると、予約を取って交渉人役場に行くことになりました。
そうしてしっかりと内容を伝えて、後日両親も同席の元で、公正証書を作成したのです。
次に私が公正証書に関わったのは、親が病気になったときのことです。
私の両親は、年齢としては高齢者になっていますが、今はとても元気にしています。
しかし、あるときにガンを発病しまして命の心配が出たときに、遺言を書きたいというようになりました。
そこで、私は両親にしっかりした遺言を作りたいのならば、公正証書で遺言を作ったほうが確実であるということを伝えました。
そこで、私は事情を交渉人役場に伝えまして、訪問する予約を取りました。
後日、両親を自動車に乗せて交渉人役場に行きまして、両親は交渉人役場に入っていきました。
私は、交渉人役場の外で待っていたのですが、1時間くらいしてから両親が出てきまして、遺言書ができたということでした。
内容としては、兄弟への遺産の相続についての内容を書いてあるということでした。
現在もこの遺言書は残っているのですが、その後親の病気は回復をしましたので、この遺言はまだ使われていません。

Menu

  • 遺言書実例

  • 遺言書遺産相続体験談