遺言書の書式や遺産相続

遺言の書式や書き方

英語を習得する事が祖母の遺言でした

子供の頃は仕事で忙しい両親に代わり、祖母が私と弟の面倒をみてくれていました。
学校から帰ると優しい笑顔で迎えてくれ、美味しいおやつを手作りして、私達の帰りを待っていてくれる祖母が大好きでした。
そんな優しい祖母でしたが、学校の勉強の事となると人が変わってしまう事があり、子供心にも不思議でなりませんでした。
とにかく、勉強させる事に熱心な人だったのです。
おやつを食べながら必ず学校であった事を聞き出し、宿題があると分かると勉強させようとしました。
始めはもっと遊んでいたかったので、勉強せずにいましたが、祖母が怒り出すのが怖くて、弟と二人して一生懸命勉強をする様になりました。
勉強は一度癖がつくと習慣的に机に向かう様になったので、随分経ってから祖母には深く感謝する様になりました。
その癖が受験勉強の時に威力を発揮したからです。
そんな祖母でしたが、何回か口にしていた事がありました。
それは、英語を習得して欲しいと言う事でした。
祖母は、私が二十台の前半の時に他界しましたが、それまでにも何度も英語、英語と言っていました。
祖母が他界した時は、あれが、遺言だったのだと思う様になりました。
祖母の年齢からして英語を勉強する機会はそれ程なかった筈なのに、どうしてあれだけ英語にこだわったのか不思議でなりませんでした。
でも、優しい祖母の言いつけを守って、英語の勉強は他の教科よりも頑張って取り組みました。
そのお陰か、成績も上がり希望する高校と大学に進む事ができる様になりました。
勿論、他の教科も大変重要な科目であった事は間違いのない事です。
でも、その中でも最も力をいれた教科は英語でありました。
やればやっただけの事はあると良く言ったもので、今では外国語を仕事にして生活しています。
それもあの祖母の遺言が、私の中で脈々と生きているからだと信じています。
それに、幼い時から勉強癖をつけた事で、面倒だと思う事も何もなく、頑張ってやり続ける事ができる精神力を身につける事ができる様になりました。
そんな事から祖母には、本当に感謝の言葉しか見当たりません。
それに、幼き日の記憶は大人になってからの記憶と違い、簡単に忘れる事はありません。
これからもずっと祖母の教えをもとに生きて行くのだと思うと、私は本当に幸運だったと思います。
この事は弟にも言える事で、弟も又外国語を生かした仕事をしています。
彼も祖母の遺言を守り、努力を重ねてきたのだろうと思います。
私達兄弟は祖母に寄って一生を左右するであろう仕事の分野も確保する事ができたのだと思い、最初は嫌々続けていた勉強でしたが、我慢して続けて来た事で、今は掛け替えのない物を手に入れる事ができる様になったのだと思います。
そんな自分の経験を未来を生きて行くであろう若い人達にも、伝えて行きたいと考えています。
努力する事で必ず光は差し込んでくるのだ。
と、言う事をどうしても伝えたいのです。
私に何ができるのか良く考えて誰かの役に立てれば良いと思っています。
祖母の残した遺言は私達のこれからにも大きく関係してくると思うし、未来の人達にも役立てる事ができる事なのだと思うので自分も少しでもそれに携わる事ができたら良いと心から思います。

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